毎日エクステンション・プログラム
「四川省の古代遺跡を訪ねる旅」 <報告・6日目>

<6日目> 9月11日 出境・帰国

成都双龍国際空港


午前5時半、一行はこの日、まだ夜明け前の早朝にチェックアウトを済ませ、「成都双龍国際空港」へと向かいました。朝日に赤く照らされた空港ビル内は、既に大勢の乗客で混雑しており、成田発着組の3人は09:05発NH948便の搭乗手続きに間に合うよう急ぎ勝ちでしたが、11:30発CA461便の関空組の2人は1時間以上の待ち時間となり、スターバックスでのコーヒータイムとのことでした。全線ガイドの劉建軍さんは更に遅く、お昼前後の国内便にて北京に戻るとのことでした。

成田組の3人は空港に到着後、急いで搭乗手続きを済ませ、関空組の2人、劉さん、張さんと別れの挨拶もソコソコに、長蛇の手荷物検査、出境審査へと進んで行きました。搭乗案内があるまでの間は、免税店を覗いたり、土産物店で買物をしたりしていましたが、午前8時25分に搭乗案内があり、ほぼ満席のNH948便へと乗り込みましたが、機は朝の空港ラッシュ時間帯とぶつかり、定刻を大幅に遅れての離陸となりました。機内では今回の旅を振り返りながら、遅い機内食後は、いつしか眠りについていました。

午後3時過ぎに定刻よりも早く、機は成田空港に到着とのアナウンスがあり、気温25℃?の雨とのことでした。この日からの日本は台風の影響もあって成都とは逆の雨続きでした。

午後4時頃、重い荷物をピックアップした後、再会を期しての現場解散となりました。筆者が成田からのスカイライナーで帰宅途中、関空組からも無事、到着した旨のメールが届きました。こうして今回の考古学ツアーは無事、修了することができました。



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【おわりに】
今回の四川省を舞台にした5泊6日の考古学ツアーでは、初対面の高大倫院長が受け入れ体制を準備していただきました。一行の考古学ツアーで訪れた各地の遺跡や博物館では、四川省文物考古研究院の先生方の絶大なご支援・ご協力により、長江上流域の新石器時代の遺物から古代蜀王国の文明、更には成都平原に点在する巴蜀文化や三国時代までの多種多様な文物に触れることができ、改めて四川文明の偉大さとともに、中国文明の多様性を学ぶことができました。

今回お世話になった高院長をはじめ四川省文物考古研究院の先生方には、この紙面をお借りして心より感謝申し上げると同時に、今回のツアー催行に当たってご尽力を賜りました北京大学考古文博学院の徐天進先生及び早稲田大学文学院の稲畑耕一郎先生に対しても心より御礼申し上げます。こうした民間レベルでの日中文化交流が今後とも復活・発展することを切に願いつつ、今回の報告とさせていただきます。

尚、筆者の記憶違いによる事実誤認、旅先での不行き届きな点が多々あったことと存じますが、何卒、ご容赦下さいますようお願い申し上げるとともに、当報告書が参加者の皆さんの懐かしい想い出の一助になれば幸いです。 

(郡山/写真:相良、劉建軍)


発掘現場





 「四川省の古代遺跡を訪ねる旅」 報告

報告 1日目 出国・入国

報告 2日目 「特別講義」「金沙遺跡博物館」&「歓迎夕食会」

報告 3日目 「四川博物院」「パンダ繁育研究基地」&「三星堆遺跡」

報告 4日目 「成都博物館」&「永陵博物館」「成都武候祠」

報告 5日目 「楽山遊覧」「楽山大仏」&「麻浩崖墓」

報告 6日目 出境・帰国


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