毎日エクステンション・プログラム
「湖北省の古代遺跡を訪ねる旅」 <報告・5日目>

<5日目> 「黄鶴楼」「楚河漢街」「湖北省博物館」「歓送夕食会」


武漢市

この日は午後から雨の天気予報の気温30℃前後の蒸し暑い晴れの朝でした。武漢市の中心街に位置する「武漢シャングリラホテル」の周囲は古い住宅街と新しいビジネス街の混在地域で、通勤ラッシュが始まる時間帯では道路は乗用車とバスで混雑していました。

午前9時40分、一行は武漢随一の名勝地で、李白の有名な漢詩「黄鶴楼にて孟浩然の広陵に之を送る」等でも知られている「黄鶴楼」へと向かいました。境内は既に大勢の観光客で賑わっており、石段をゆっくりと登っていくと楼閣一階の階段付近は長蛇の列でした。幸いなことに70歳以上の老人は5階までエレベーターが利用できるとのことで、老人組は遠慮なく乗り込み、5階からの武漢市街の眺望を楽しんでいました。

黄鶴楼黄鶴楼黄鶴楼

汗を掻きながら階段を登ってきた若者組も5階からの眺望を楽しんでいると、長江大橋のはるか向こうから真黒な雲が急速に接近し、やがてスコールのような大雨となりました。一階の屋根の下で雨宿りする観光客に交じって小雨になるのを待ちました。

午後0時半、武漢市の眺望を楽しんだ一行は博物館近くのレストラン「酔江月紫陽店」での武漢最後の昼食タイムとなりました。ここのレストランはコース料理となっており、劉建軍さん達のメニュー選びは必要ありませんでした。恒例の薄いビールで喉を潤おしつつ、小さな白菜の形の饅頭等のコース料理を味わっていました。

昼食


昼食を終えた一行は、郭さんの案内で「楚河漢街」という若者達に人気の複合商業施設へと向かいました。昼食後の散歩がてらの一行は、総面積340平方キロメートルの中に、外資系の店舗や様々な商業施設が立ち並ぶ通りをゆっくりと見て回りました。ここは中国の不動産開発グループの「万達」が500億人民元を出資して建設されたとのことでした。

楚河漢街


午後3時15分頃、曽候乙墓の編鐘演奏が3時30分から始めるとのことで、再び「湖北省博物館」に到着し、演奏ホールに駆けつけると扉は係員によって厳重に閉じられており、演奏は既に3時から始まっていて途中入場はできないとのことでした。郭さん達の事情説明で無理矢理ホールの中に入れてもらい、満席の最後方から最後のベートーベンの曲の演奏に何とか間に合うことができました。

編鐘演奏


次いで博物館の玄関ホールで一行を待ち受ける女性解説員から各自にイヤホーンが渡され、劉建軍さんの通訳マイクが聞こえているかテストされた後、博物館が誇る楚文化館、編鐘館、総合陳列館の順に案内されました。博物館には湖北省の各地で発掘された文物が多数収蔵、展示されていますが、特に越王勾践、曽候乙墓編鐘、鄖県人頭骨化石T号、元代の青花磁器・四愛図瓶は四大重要展示品とされており、一行は急ぎ足で見学しました。

湖北省博物館湖北省博物館湖北省博物館


午後5時の閉館時間ギリギリまで「湖北省博物館」の見学を終えた一行は、「歓送夕食会」の行われるまでの時間を利用して、市街地にあるスパーマーケットに立ち寄り、土産類の買い物をすることにしました。考古学ツアーのもう一つの特色は買い物をする時間がほとんど取れないことです。今回は劉建軍さんの薦めで、湖北省名物のゴマ煎餅や地元の白酒等を買っていました。

午後6時半、武漢2日目に最初の昼食をした豪華レストラン「亢龙太子酒軒」にての「歓送夕食会」が行われました。博物館側からは多忙の中、研究員の呉女史と伴女史のお二人が参加され、総勢11名での賑やかな宴となりました。呉女史からは湖北省の考古学ついての質問があればとのことでしたので、筆者は今回、楽しみの一つにしていた九連敦楚墓遺跡の文物を特別見学について質問すると、特別展は終了して別の企画展の準備中で、すべて博物館の収蔵庫に収められているとのことでした。また、王女史からは今回の考古学ツアーで見学した遺跡等についての年代について質問があり、筆者は代表して事前学習等でだいたいのことは認識していると笑顔で答えました。更に一行がなぜ中国の考古学に関心があるのかとの質問には、日本文化のルーツである中国文化に興味を持っており、特に近年の中国古代遺跡の目覚ましい発掘の成果に驚いている旨、答えました。また、来年の考古学ツアーについては、一行がまだ未訪問の山東省や雲南省、更には昨年大きな話題となった江西省南昌市の「前漢海昏侯墓」の話も出ましたが、王女史は新石器時代の遺跡もある山東省を推薦するとのことでした。

午後8時、呉女史と伴女史に方勤館長及び萬全文副館長によろしくお伝え下さいとお願いし、全員で記念撮影をして和やかな「歓送夕食会」はお開きとなりなりました。

夕食夕食


「歓送夕食会」を終えた一行は翌日の帰国が早朝のため、ガイドの郭さんとはこのレストラン前でのお別れとなりました。午後9時前、「武漢シャングリラホテル」に戻り、ロビーで翌日のチェックアウト時間を午前6時半にすることを確認した後、今回の5日間の同行で大活躍していただいた北京大学の王女史に対し、心からの感謝とともお別れの挨拶を交わして、この日のお開きとなりました。



 「湖北省の古代遺跡を訪ねる旅」 報告

報告 1日目 出国・入国

報告 2日目  「盤龍城遺跡」&「湖北省博物館」「歓迎夕食会」

報告 3日目 「随州博物館」「曽侯乙墓」「天門石家河遺跡」

報告 4日目 「荊州熊家塚墓遺跡」「荊州博物館」「荊州古城」

報告 5日目 「黄鶴楼」「楚河漢街」「湖北省博物館」「歓送夕食会」

報告 6日目 出国・帰国


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